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昔は習い事の定番だったピアノですが、最近は少し人気が落ちているようです。そこで改めて、ピアノを習い事にすると、どのようなメリットがあるのかを紹介します。
習い事ランキングで毎年上位に入る「ピアノ」
子供の習い事ランキングでも、ピアノレッスンは毎年1位〜3位の間に入るほど、根強い人気です。
私たち親世代でも、周囲の女の子たちはピアノ教室に通っている子が本当に多かったイメージです。
しかし、最近はプログラミングや英語といったより実学的な習い事に推され、ピアノの人気はやや落ち込んできています。

私も4才〜高校生まで習っていました!!
習い事としてのピアノのメリット
ピアノは、より専門的に勉強してプロのピアニストにならない限り、お金にならない技術かもしれません。
しかし、子供の脳を発達させ、感性や人間力を高めて、将来現代社会で生き抜く力を得る手がかりになると思います。
脳の発達に良い
右手左手で別の動きをする、リズムに合わせて弾くことなど、複雑な動作をするピアノは、脳の発達に良い効果があると言われています。
テレビでもお馴染みの脳科学者の澤口俊之先生も、このように答えています。
ピアノ演奏は驚くほど脳に良いのです。我々が幼少期で重視しているのはHQ=人間性知能なのですが、一般知能gFがHQの中心的な脳機能であるワーキングメモリと相関します。ワーキングメモリは問題解決能力、社会性、創造性など、人生の成功に関係する全ての基礎となります。これがピアノで伸びます。
※引用元 http://www.piano.or.jp/report/04ess/livereport/2015/07/29_20010.html
集中力が付く
ピアノは、譜面を見て、リズムに合わせて、正確に鍵盤を弾く必要があります。右手と左手は基本的には違う動きをします。
1曲あたり、数分から長い曲では1時間弱、ずっと集中して弾き続けます。この経験が、将来集中して物事に取り組む姿勢につながります。
表現力・想像力が身に付く
ピアノはただ譜面を見て、その通りに弾くだけではありません。
鍵盤を押す力で、音の強さや滑らかさを表現します。指示が譜面にあることもあれば、曲のイメージや作曲者の背景から想像を膨らませて、どのように表現するかを自分で考えます。
まさに、五感を研ぎ澄まして、想像力を働かせて表現をする楽器です。
他の習い事にも良い効果が
ピアノを習うことで、他の習い事や教科にも相乗効果があるとも言われています。
ピアノで耳を鍛えることで、音の高さ、リズム、強弱、など、英語の発音(フォニックス)を聴き取る力が養われます。
またピアノは毎日練習しないと上手にならないため、毎日練習するクセがつきます。これは勉強や他の習い事にも波及し、同じことを毎日繰り返し練習することで、習得することができる成功体験の一つになると思います。

オマケのメリット!ピアノを経験していると、パソコンのキーボードのタイピングがめちゃくちゃ早くなります!!!笑
▼他の習い事についてはこちらもご覧ください。




得意なことが増える、自尊心が高まる
「ピアノが弾ける」ことは、特技が一つ増えることです。
小学校や中学校では、合唱コンクールや劇などで、ピアノが必要とされるシーンが結構あります。そんな時に、ピアノを弾く係に任命されると、子供にとっては自信になります。
また、音楽系の部活を始めたり、いろんな楽器を試してみたい、という希望があった場合にも、ピアノで譜面を読むことや、音楽の基礎ができていれば、簡単に始めることができます。
ピアノを始めるのは何歳からが良い?
ピアノは大人になって始める人もいるほど、いつまでに始めるべき、と決まっている習い事ではありません。
ですが、音感を身に着けるためには、より早く習い始めるのが良いと言われています。
絶対音感を習得するなら、できるだけ早く
絶対音感は、あらゆる音を音階で表現できる能力のことです。雨の音や、ドアが閉まる音まで音階で表現できます。こちらは、幼少期からの訓練が必要と言われています。
もし将来的にも音楽を続けさせたい、と感じているなら、絶対音感は音楽家にとってはプラスです。
人間の耳の能力は3才〜7才で大きく発達し、完成します。7才になるまでの、できるだけ早い時期に音楽を始めることが、絶対音感を身に着けるためには重要です。
相対音感なら、大人になっても身に付く
相対音感は、音の高低は、基準となる音から音程を当てることができる能力です。こちらは大人になってからでも得ることができる能力です。
指がしっかりしてくる、3〜4才頃からがベスト
ピアノの鍵盤は木でできており、実は結構重たいです。
ピアノのレッスンを本格的に始めるには、指の力だけで鍵盤を押すことができる、3〜4才頃がベストだと思います。
あとは、先生の話をしっかりと聞いて、指示通りにする必要があるので、幼稚園などに入園して、先生の話を聞くのに慣れた頃が良いかもしれませんね。
・指の力で鍵盤を下まで押せる
・先生の話を聞き、指示通りに進められる
ができるようになった頃が、ピアノを始めるタイミングだと思います。
習い事のピアノは、意外とコスパがいい!?
実は、ピアノはお金がかかるイメージですが、意外とコスパが良いと私は思います。
初期投資は、「ピアノ」本体のみ
ピアノを始めるにあたって必要なのが、ピアノ本体です。
昔はピアノといえばアップライトピアノかグランドピアノで、購入するとなると、数十万円〜数百万円します。
ですが、現代では電子ピアノが普及し、さらに選択肢が増えました。昔と比べると触感や音がより本物のピアノに近づき、ピアノ経験者の私でも遜色ないほどの出来栄えになっています。
電子ピアノは、数万円〜販売されていますので、ピアノを始めるのにハードルがだいぶん下がったなという印象です。
また電子ピアノは、アップライトピアノやグランドピアノのような調律がいらないので、電気代がかかる程度で、維持費はほぼ0円です。
▼親が経験者だと、これくらいのグレードがあった方が弾きごたえがあるかもしれません。
ピアノの習い事を続けるのに必要なお金は?
ピアノを習い事にすると、月謝の他に、大きな教室では教室維持費や、年会費などがかかることもありますが、個人のピアノ教室だと月謝のみの場合が多いです。
教材費は、レッスンに必要な楽譜やワークブックの購入になりますが、こちらも教室によりけりですが、年間数千円〜1万円前後だと思います。
その他、年1回の発表会にも、参加費として数千円程度が必要です。発表会の衣装などは基本的には個人の自由である場合が多いので、メルカリなどを利用して安く済ませることもできます。
衣装代が多くかかるバレエや、成長に合わせて買い替えが必要なバイオリンなどの習い事と比べると、比較的コスパが良い習い事ではないかと思います。
ピアノを習い事の選択肢に入れてみませんか?
ピアノを習うことは、ただ弾けるようになることが目的ではありません。
子供の脳を発達させ、人間力を高め、将来の選択肢を増やすことだと思います。ピアノを習い事の選択肢のひとつとして入れるのは、とても良いことだと思います。子供の可能性を広げてあげましょう。
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